役員リトリートを経て

先日、役員の深石と一泊二日で奈良に役員リトリート(合宿)を行いに行きました。

結論を言うと、とても有意義な時間で大きなゴールから逆算出来た事が2人にとって良かったです。大きなゴールは割愛しますが、中期、短期の総論は決まり、各論を詰めている段階です。

我々が今後事業成長を如何に行なっていくかは既存事業の強化は勿論の事、新規事業を成功させなければいけません。その為に、人財を如何に配置するのか。新規採用(新卒・キャリア)をどう考えるのか。役割はどう分けるのかなどを議論しました。

なぜリトリートを行うのか?

広告代理店事業部、コンサルティング事業部、グロースハック事業部、管理部と分かれる弊社ですが、それぞれの部署に様々な課題(理想とのギャップ)があります。各事業部の課題もあれば、横部署の連携の課題、会社全体の課題などもあります。

これらの課題を各部署のマネージャー・事業部長達と解決していくのですが、その為に部署リトリート・マネージャーリトリート・役員リトリートを4半期〜6ヶ月に一度行なっています。

リトリートの内容は「前期の振り返り」「次のアクションプラン」を中心に議論を深めます。部署によっては泊まりで行ったり、懇親会でBBQを行なったりもします。マネージャーリトリートは少し遠出を行い、過去は北海道や沖縄にも行きました。Peachなどの格安航空を使えば安くいけますし、重い議題を話すには環境を変えた方が良いので、可能な限りは会社外で行うようにしています。それがまたチームビルディングになったりもしますし、普段のコミュニケーション不足も埋められるので、とても有意義な時間です。

各部署は勿論の事、役職者はそれぞれの立場で握り合えないと、上下間で認識ギャップが生まれてきます。そのズレが大きなミスに繋がったり、意図意味が伝わらずにズレた認識を埋めるために多大なコミュニケーションコストが掛かったりしますので、我々に取ってのリトリートとは重要度の高い施策です。

リトリートで何が変わってきたか?

様々な施策や方向性はリトリートで決まる事が多いです。やり始める事もあれば、やめる事を決める事もあります。決めた事が工数問題などで実行されない事もありますので、これまた課題かなと。それらの認識が一致しているので個人的には良いのですが、ポイントは何事もPDCAの繰り返しです。

リトリートを行う事で変わってきた事は、何よりも握り合うこと。チームとして戦う意識が上がった事です。勿論、トップダウンの方が意識決定が早くスピード感が上がる事は多々あります。同時に各責任者が意思統一を行い、主体的に物事を判断していった方がスピード感早い事もあり、何よりも仕事が面白いはず。

責任者達がやりがいを感じ、メンバーと共に成長しながら、組織を強くしていく事。これらの意識が上がっていっている事がリトリートで変わってきた事です。

8月は我々にとって、第3Qの終わり。第4Qに行われるマネージャーリトリートを経て、第10期に万全の体制で臨みます。

よし。やるぞ!!


株式会社エックスラボ代表取締役 / 起業家団体EO大阪 第11期会長 / 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授。 大阪発のマーケティング会社として、様々なクライアント企業の課題解決に日々取り組んでいます。

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