変えるんだ。変わるんだ。

前回にブログを書いてから、もう2ヶ月半。新年も明けました。

個人的なことになりますが、2024年は心身の疲弊が過ぎるほど、ガムシャラに働いた1年でした。長期休暇の新年早々、高熱で寝たきりになるほどに心身の疲弊があったようです。2025年は身体も心も整えつつ、相変わらず走り抜けたいと思います。

そんな2024年（弊社の12期）でしたが、エックスラボも子会社もほぼ事業計画通りにいきまして、黒字で終えられたこと、組織も一定水準で終えられたこと、開発投資を緩めなかったこと、某サービスの事業譲渡を受けたり、成長著しいベンチャー企業への出資など、多くの種まきをしつつ、多くを為せたことは良かったこと。課題もありますが、それらは2025年に解決していきます。

そして、13期早々ですが、素晴らしい方に、社外取締役を務めていただくことになりました。監査法人出身の公認会計士の方で、過去に新規上場にも関わられた多数の実績もあり、会計のプロで、且つ、何よりも人格者の方でもあります。早速、経営管理部と未来に向けた打合せに入っており、バックオフィスが一段と強くなります。

推薦していただいた書籍が数冊あるのですが、経営者として大きな反省の念を覚えずにはいられない良書ばかりでして、備忘録のために6,000文字超のレポートまで書きました。人とので出会いは人生の財産ですが、良書との出会いも財産です。

弊社のValuesの一つに「Knowledge is Power（知は力なり）」がありますが、この言葉はイングランドの哲学者フランシス・ベーコンから来ています。裏返すと「無知は非力」であり、ソクラテスの言葉でも「無知は罪なり」と明言があります。続きもあり、「無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つもの英雄なり」が全文。

大きく訳すと、「知らないこと自体が罪で、知っていても使わなければ意味がない。行動してはじめて優れた人となる」でしょうか。

経営においても同様で、経営者や上司は無知ではダメで、無知は経営判断・現場判断を大きく間違えます。知っていても行動に繋げなければ意味がなく、知識がある分、評論家や批評家になる可能性もあります。日本語（本来は陽明学）では「知合一致」という言葉にもある通り、「知識は行動を伴ってなんぼ」。

新年早々、自らの無知を恥じている社長です。正確には無知というよりも多少は知っていて、そこで分かった気になっていたこと、言語化や定義づけが出来ていなかったことが問題で、大反省です。調子に乗っていたつもりも毛頭無いのですが、このタイミングで頭を打つとは、経営者として、、謙虚に永遠に学び続けなさいというメッセージなのでしょう。

第13期の弊社のスローガンは「変えるんだ。変わるんだ。」

今までの延長に我々の未来はなく、110〜120%ぐらいの成長で止まってしまいます。会社を急成長フェーズに持っていくためには、各事業部は変わらなければいけません。そのためには各個人が変わる。それは思考も、習慣も、意識も、やり方も変化・進化しなくてはいけないということ。昨年１０月ごろに開催した幹部合宿での協議のもと、このスローガンに至りました。

まずは社長から変わらなくてはいけません。可能な限り権限委譲し、人事も多少動かし、働き方も変え、自分にしか出来ないことをゼロイチで担っています。現時点で直部下もいませんが、アウトソーシングも含めて、体制構築し、ゼロイチを形にします。そして、未来を見据えた採用、バックオフィス構築、ファイナンスにも力を入れます。

現在、弊社では2026年卒の新卒採用、キャリア採用では、セールス、マーケター、デザイナーも募集しています。成長意欲があり、学び、実践することが好きな方にはピッタリな職場だと思います。社員から話を聞くと、嫌な人が居ない、仕組みが整っていると、よく耳にしますので、一定のカルチャーもあると思います。というか、数年かけてカルチャー作りには力を入れてきましたので、少しずつ形になっているのかなと。

昨年末に開催したXLabDayでは、方針発表会/運動会/望年会/アワードを同一日に開催し、大変盛り上がりました。企画運営実行は全て、横軸の担当数名で、素晴らしい会を開催してくれました。本当、素敵なメンバーに囲まれています。