短中期で目指している強い組織体制について

弊社では組織作りに舵を切ってから、強い組織を目指して今までやって来ました。まだまだ旅路の途中ですが、土台は構築出来たと思っています。

しかし、ここからはまだまだやらないといけない事があります。短中期的に考えている組織体制を、社内共有用としても、今からエントリーを考えている方にも向けて残しておきます。

新卒採用の強化

新卒採用は文化作りのために必要だと思っています。やはり社会経験の少ないまっさらな方達なので、会社としても教育体制や文化、ビジネスモデルなどが出来上がっていないといけません。勿論、まだまだ出来上がっていないので、新卒が入社する度にアップデートされたり、社内の意識が高まりますので、走りながらやっていくしかないかなと。

現在は、2021年卒の新卒採用も進み、既に優秀な学生数名に内定出しています。

同時に2022年卒の新卒採用のための動きも人事総務部では始まりだしました。夏季インターンを通して、優秀で刺激的な学生に出会える事を期待しています。

2年後の採用の為に今から動き出す会社になるとは自分でも思わなかったですが、優秀な学生の確保は会社の未来をつくりますので採用戦線で戦い抜きます。

スペシャリストの強化

弊社の事業はデジタルマーケティングが主なので、スペシャリストの存在は欠かせません。

マーケター、デザイナー、ディレクター、コーダー、プログラマー、SE、UIデザイナー、セールス、コンサルタントなどの職種を筆頭に、人事や財務、管理などもプロフェッショナルな人財を採用・育成を行い続けます。スペシャリスト採用に関して目先は、キャリア採用でガシガシ行っていきますが、社内から育成出来る体制作りを数年後に目指したいところです。

1人のハイレベルなスペシャリストに周囲が引っ張られて成長するのはどの世界も同じだと思いますし、実際に自分も経験してきました。レベル高い人財がいる環境ほど成長出来る場はありませんので、環境作りの一環としても追求し続けたいところでもあります。

管理部の強化

経理の採用、CFOの採用、人事の採用など、まだまだ強化しないといけません。弊社では独立採算制が始まりましたが、現在走っている予実管理の精度も高めないといけません。

社内の様々な問題発見は出来る限り数字の事実から見つけだしたい考えがあるのと、将来的には部門別管理会計の導入も見据えていますので、やはり優秀な経理の採用は必須です。

同時にCFOを採用し、盤石な財務体制を整えたいと思います。良い人財と巡り合えるまでは我慢しますが、今後のサービス展開や事業展開を考えると社長の私が兼務するには重いポジションになってきています。ベンチャーが成長するには資金力が必要なフェーズがありますので、それまでは頑張って自己資金経営を行います。

人事には、新卒採用やキャリア採用も勿論ですが、人財開発や社内のキャリアパス制度拡充など役割をもっと持たせたいと思っています。現時点では人数も把握できる規模なので問題ありませんが、メンバーの未来や適性を考えると色々と人事には機能を持ってもらいたいです。やはり会社は人ですから。

マネージメントの強化

現時点で複数部署のマネージャーや事業部長が足りていません。社内登用もキャリア採用も含めて常に頭にはあります。今後成長を加速させる予定の組織のアキレス腱としてもっと重要なポジションの一つなので、基準を下げずに(むしろ上げて)登用したいと考えています。

同時に、現在のマネジメント力の強化のために、毎月マネージャー研修を外部講師を招いて行っています。勉強になる事も多いので、こういった研修を外部も良いですが、社内でも開催できるようにしたいです。

毎週、マネージャーMTGを行っており、様々な事業課題を話し合いながら進めています。これも機能しており、組織作りに舵を切ってからずっと続けています。

役員陣の強化

現在は2名体制ですが、ガバナンスの側面、多様性の側面、管轄部門の専任化を考えるとやはり複数名体制が理想です。こちらに関しても社内登用も外部から招くことも含めて考えています。

やはり経営のミスジャッジは社内ダメージも大きいですし、役員が忙しすぎると(特に現場系に関して)会社をより良い方向に導くことは難しくなってきます。今はまだ耐えられますが、未来を見るとよくありません。ここの解消の為にも役員陣の強化は進めないといけないことの一つです。

CMO、CTO、CFO、CHRO的な役員が増えると、会社の未来は大きく変わると思っています。

広報の強化

知名度を高めるための活動は全く行っておりませんので、営業活動や採用活動も他社と比べると難易度が高いかもしれません。現在は意図して広報的な事は行っていないのですが、営業活動の強化、採用活動の強化を図るためにもどこかのタイミングで広報の強化を行います。

この辺は社内で行えるに越した事はないですが、アウトソーシングも可能なので、フェーズを見つつ会社のブランディングや知名度アップを行います。

経営企画室の強化

役員の深石さんが立ち上げてくれ、現在は喜多さん・佐藤さんとロジカルなメンバーがJOINして厚みが増した経営企画室。経営企画は会社運営の設計を担う重要な役割で日に日に重要度が増しています。優秀なメンバー達ばかりなので何とかやってくれていますが、問題はやはり全員が兼務体制という事です。

様々な制度設計の精度アップも必要ですし、今後導入していきたい制度も多々あります。そうなってくるとやはり専任者を複数名置かなくては運営が難しいでしょう。

外部登用もあるかも知れませんが、出来る限り社内の流れや状況を知っている人間に任せていきたいと思います。

より強く、より良い組織を目指して

組織作りに舵を切ってから、まだまだ歩みは遅いですが一歩ずつ歩んでいます。

組織作りを追求すると、これからも様々な問題は起き続けるでしょうが、ブレずに、改善を繰り返し、ステークホルダー全員に好影響を与えられる強い組織を作ります。社内メンバーやステークホルダーから「自分の子供をエックスラボに入社させたい!」と言ってもらえたら弊社のビジョンでもあるエクセレントカンパニーに近付いているはず。今のメンバー達には出来上がった会社ではなく、「みんなで今から出来上げていく」会社のメンバーとして意識を持ちながら、楽しみながら仕事をして欲しいと思います。

なぜ、強い組織を目指すのか?と言うと、その先には最終的には日本が強くなると信じているからです。

社員が成長する→周囲も影響を受ける→自分も負けない様に頑張ろう→全体のレベルが上がる→国力が上がる。

強い組織を作るには育成や教育が外せません。人財が成長すると、その人自身や会社を取り巻く人には勿論のこと、家族にも、子供にも、友人にも、地域にも好影響を与えます。最初は小さな波紋ですが、大きな影響力を持てる会社は小さな事の積み重ねたその先に待っていると信じています。これからも「挑戦を当たり前に変えていくエクセレントカンパニーになる」事を目指し、努力していきます。

一緒に働きたいと思ってくれる方がいらっしゃれば、是非求人にエントリーして頂けたらと思います。

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株式会社エックスラボ代表取締役 / 起業家団体EO大阪 第11期会長 / 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授。 大阪発のマーケティング会社として、様々なクライアント企業の課題解決に日々取り組んでいます。

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