昨日、250名以上の経営者が集まる場で、自分の挑戦をテーマに4名の起業家がプレゼンして、優勝者を決める場の司会/ファシリテーションを行なってきました。
本当に挑戦者ってカッコ良く、自然と応援したくなります。
4名のプレゼン後には、ホリエモンこと堀江貴文さんと対談。
・新規事業に取り組むということ
・挑戦するということ
・お金を調達するということ
・AIをどう活用し、どう捉えているか
など、色んな話を聞かせていただきました。

※素材は本人許可済み
堀江さんは知識も豊富で、誰よりも時代の先を見ていて、尖りまくっているので、司会進行の難易度が高いのですが、色々と丁寧にお話しいただけました。
とても疲れましたが、反省点や学びも多々あり、良い経験になりました。
私たちはつい「失敗しない人生」「安全な選択」を選びたくなります。
しかし、行動科学・心理学・経済学のデータを見ていくと、長期的に人生の満足度・成果・収入を決めているのは「挑戦の回数」であることが分かっています。
今日は、自分の興味も相まって、数字とエビデンスで「挑戦の意味」を整理したいと思います。
①人生の後悔の正体は「失敗」ではなく「未挑戦」
心理学者トーマス・ギロヴィッチ教授の研究では、人が長期的に後悔するのは「やって失敗したこと」より「やらなかったこと」であることが示されています。
短期的には失敗の方が痛い。しかし10年単位で見ると、人は「あの時、挑戦しておけばよかった」という後悔を強く抱える傾向があります。
つまり、挑戦は「リスク」ではなく、後悔リスクを下げる合理的行動なのです。
② 挑戦回数が多い人ほど収入が高い
スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック教授の「成長マインドセット研究」では、
失敗を「能力不足の証明」と捉える人と、失敗を「学習機会」と捉える人では、挑戦回数が3倍以上違うことが示されています。
収入は「安定行動」ではなく「試行回数」に比例する。これがデータが示す現実です。
③ 脳科学的にも挑戦は「幸福ホルモン」を生む
挑戦時、人の脳内ではドーパミンが分泌されます。ドーパミンは「快楽物質」ではなく、
・目標に向かう意欲
・行動エネルギー
・集中力
を高める神経伝達物質。重要なのは、ドーパミンは結果ではなく「挑戦プロセス」でも分泌されるという点。
つまり挑戦する人は、
・行動力が上がり
・成果が出やすくなり
・さらに自己効力感が高まる
というポジティブループに入ります。
逆に挑戦しないと、この回路が弱まり「やる気が出ない」状態が慢性化します。
④ 成功確率は「才能」より「試行回数」
起業研究の世界では有名な事実があります。
起業家の成功確率は、
・初回起業:成功率 約18%
・2回目以降:成功率 約30%超
に上がるというデータがあります。
これは「才能ある人が成功する」のではなく、挑戦 → 学習 → 再挑戦を繰り返すことで成功確率が上がることを示しています。
⑤ 挑戦しない最大のコスト
経済学では「機会損失」という概念があります。
挑戦しない選択は安全に見えますが、実際は
・スキル成長の停止
・人脈拡大の停止
・自己効力感の低下
・将来選択肢の減少
という見えない損失を生み続けます。これを金額に換算するなら「挑戦しなかったこと」は将来の年収上昇機会を何年分も失う行為とも言えます。
結論:挑戦とは「不確実な賭け」ではない
挑戦は感情的な根性論ではなく、
・後悔リスクを減らす
・収入成長率を上げる
・脳の行動回路を強化する
・成功確率を上げる
・機会損失を防ぐ
という、極めて合理的な投資行動です。
大きな挑戦である必要はありません。
・新しい役割に手を挙げる
・新しい人に会う
・新しい学習を始めるこの小さな挑戦の回数が、人生の方向を決めます。
未来を変えるのは「才能」ではなく、挑戦の回数というデータ。
私も面倒なこと、億劫なこと、疲れること、恥ずかしいことなど色々とありますが、諸々を吹き飛ばし、試行回数を高めて、人生を豊かにしたいと思います。
まだまだ挑戦し続けましょう!
